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<ギフトモール オンラインギフト総研>「選べるギフト」の購入が前年より増加。「相手が利用条件を選べる」ことが魅力と70%以上が支持。

オンラインギフトサービスを通じた幸福度の高い世の中の実現を目指す「ギフトモール オンラインギフト総研」は、ギフト利用の実態を探るため、2023年7月から2024年6月の1年間のギフト購入実態(オンライン、リアル店舗含む)について、全国10代~50代の男女、合計2,250人を対象に調査を行いました。年齢別の分析や過去調査との比較を通じて、ギフト利用に関する生活者の新たな実態が明らかになりました。以下、ご報告いたします。

 

■調査サマリー

 

1.この1年間で贈ったギフトは「体験ギフト」・「電子チケット」・「デジタルギフトカード」が増加。共通する特徴は「選べるギフト」。

 

2.ソーシャルギフトで贈っているギフトは「電子チケット」が約7割。利用理由は相手が自由に「選択」できて、気軽に贈れるから。

 

3. 体験ギフト「贈ることが増えた」は約6割。支持されている理由の1位は「相手が利用する時間と場所を選べるから」。

1980年代から販売が始まったカタログギフトは、ギフトを受け取った相手が自分の好みの商品を選ぶことができる点が支持され、結婚祝いやお中元・お歳暮などに贈るギフトとして普及しました。

オンラインギフト総研が2024年に実施した本調査では、カタログギフトが普及した理由でもある「選べるギフト」が再び支持を集めていることがわかりました。

都合に合わせて店頭で商品を交換することができる「電子チケット」、好きな体験を選べる「体験ギフト」は贈る人が前年よりも増加し、受取方法を選択できる「ソーシャルギフト」は高い需要があるという結果がでました。

 

またデジタル化の影響で「選べるギフト」の再編成が進んでいると考えられます。すなわち、「自分の好きな商品を選べる」という価値以外に、「好きな時間に利用できる/受け取れる」・「好きな場所で利用できる/受け取れる」・「好きな体験ができる」など、ギフトを受け取った相手が選べる対象が従来の「モノ」だけではなく「コト」「時」「場所」など多様化してきています。

カタログギフトは冊子に掲載されている商品を見て好みのものを選択することが可能でしたが、2010年以降に利用され始めた新しい「選べるギフト」では商品の色や香り、利用場所や利用日時、また受取場所や受取日時まで選択ができるようになりました。相手が選択できる項目の内容が細分化され、相手の好みや都合に合わせることが可能になったことから、より喜んでもらえるギフトを贈ることができるようになってきているものと考えられます。

今後これらの「選べるギフト」は、デジタル化やギフトの多様化を受けながら消費者の需要に合わせて進化し続けることで、更なる利用拡大に繋がっていくことが予想されます。

 

 

ギフトモール オンラインギフト総研 所長 小川 安英

1998 年リクルート(現リクルート HD)入社。人材、旅行、金融にまたがる幅広い領域に従事したのち、 ギフト領域におけるイノベーションを目指し、2020 年 7 月ギフトモールに参画。10 兆円の規模を持つギフト市場の中でも特にオンラインギフトの可能性に着目し、利用率の推移や市場動向を分析。次世代ギフトの形を精力的に探求。

 

■調査結果

1.この1年間で贈ったギフト、「体験ギフト」・「電子チケット」・「デジタルギフトカード」が増加。共通する特徴は「選べるギフト」。

 

この1年間で贈ったギフトは「グルメ・スイーツ」が47.2%で首位になり、続いて「ファッション」が24.1%、「ビューティー」が20.9%という結果になりました。また2023年の結果と比較をするとほとんどのカテゴリが減っている中、「体験ギフト」は3.7%増(10.0%)、「電子チケット」は3.2%増(8.4%)、「デジタルギフトカード」は0.5%増(4.4%)と増えていることがわかりました。これらのカテゴリに共通している特徴は「選べるギフト」であることです。「選べるギフト」とは、ギフトを貰った相手が商品(モノ)や体験(コト)・利用場所や利用日時を自由に選ぶことができるギフトのことです。「選べるギフト」ならではの自由度の高さが、相手に喜ばれかつ負担になりにくいため、贈る人が増えたと考えられます。

「商品券・ギフトカード」・「カタログギフト」は、2023年比では微減している結果となっており、それを上回る割合で電子チケットやデジタルギフトカードが増加しており、紙とデジタルが混在しながら「選べるギフト」の需要が高まってきているようです。

 

 

2.ソーシャルギフトで贈っているギフトは「電子チケット」が約7割。利用理由は相手が自由に「選択」できて、気軽に贈れるから。

 

・ソーシャルギフトの利用経験、利用意向


ソーシャルギフトを「既に利用したことがある」と回答した利用経験者は16.0%となり、「いずれ利用したいと思う」と回答をした利用意向者は40.5%(「そのようなサービスを知っている。いずれ利用したいと思う」17.1%、「そのようなサービスを知らない。いずれ利用したいと思う」23.4% の合計値)に上り、利用経験者と利用意向者を合わせると計56.5%と半数を超え、ソーシャルギフトの需要は引き続き高いことがわかりました。また20代、30代は2023年12月の調査から引き続き利用経験者率が伸長しており、それぞれ20代は26.4%、30代は20.4%がソーシャルギフトを利用したことがあるという結果がでました。

 

 

・ソーシャルギフトで贈ったギフト


ソーシャルギフトで贈ったギフトは、ドリンクチケットやコンビニエンスストアのチケットなどの「店舗で使える電子チケット」が52.8%と最も多く、続いて「グルメ・スイーツ」39.9%、ECサイトのギフト券などの「WEBサイトで使える電子チケット」17.0%という結果になりました。「電子チケット」は計69.8%が贈ったことがあるギフトであり、ソーシャルギフトの機能を使って贈るギフトの主流となっています。

 

 

・ソーシャルギフトで電子チケットを贈る理由

 

電子チケットを贈ったことがある人に贈った理由を聞いたところ、「相手が利用する時間と場所を選べる」が71.7%で首位となりました。他には「気軽に贈れる価格だから」が62.1%、「簡単に短時間で購入できるから」が31.1%という結果となり、贈る側の手軽さが支持されていることもわかりました。そして「迷惑になりづらいから」が43.8%、「モノとして残らないから」と「相手が好きなお店・食べ物のチケットだったから」が共に24.2%という結果となり、相手に負担をかけないことも重視していることがうかがえます。

ギフトを贈るときに多くの人が抱くのは「相手に喜んでもらえるか不安」という気持ちですが、電子チケットの特徴はこの不安を解消するのに適しており、特に相手に利用内容を選択してもらうことができる点が多くの利用者に支持されているという調査結果となりました。

 

 

 

3. 体験ギフト「贈ることが増えた」は約6割。支持されている理由の1位は「相手が利用する時間と場所を選べるから」。

 

・体験ギフトの利用経験、利用意向

 

「体験ギフト」とはグルメや雑貨などの「モノ」のギフトではなく、旅行やレストラン、エステ・マッサージなどの「コト」のギフトであり、贅沢な時間を大切な人に贈るギフトのことです。

「既に贈ったことがある」と回答した体験ギフト利用経験者は9.0%となり、「いずれ贈りたいと思う」と回答をした利用意向者は50.0%(「体験ギフトを知っている。いずれ贈りたいと思う」23.2%、「体験ギフトを知らない。いずれ贈りたいと思う」26.8% の合計値)に上り、利用経験者と利用意向者を合わせると計59.0%と約6割が支持する結果となりました。

またこの1年間で体験ギフトを贈る機会の増減に関しては、58.4%が「増えた」と回答しました。まだ体験ギフトは利用者経験者は9.0%と限られていますが、潜在的な需要が非常に高く、実際に増加傾向にあることがわかりました。

 

 

・体験ギフトを贈りたいと思った理由

 

「既に贈ったことがある」、「いずれ贈りたいと思う」と回答した人に体験ギフトを贈りたいと思った理由を聞いたところ、「相手が利用する時間と場所を選べるから」が53.6%、「良い思い出を残してほしいから」が30.0%、「気分をリフレッシュしてほしかったから」が29.8%という結果になりました。

電子チケット同様に体験ギフトも、相手に利用内容を選択してもらうことができる「選べるギフト」という点が圧倒的に支持されています。さらに体験ギフトならではの「非日常の時間を過ごしてほしい」という贈る側の気持ちがギフトに込められていることもわかりました。

 

 

株式会社ギフトモールが運営する「Giftmall(ギフトモール)」や「Anny(アニー)」で販売している「Annyギフトチケット」はオリジナルの体験ギフトを企画・販売しています。従来のカタログギフトは冊子の中からギフトを選択し、ハガキやWEBで申込をするのが一般的ですが、この体験ギフトは体験の閲覧から予約まで、スマートフォンで完結できます。また専用サイトにアクセスをすると、体験を受けることができる店舗やコースを閲覧することができ、都合の良い場所と日時を予約をすることが可能です。

ギフトとしてお渡しするチケットも非常にコンパクト(最大辺が15cm以下)で、相手の負担にもなりづらくスマートに贈ることができる点が特徴です。

※購入するギフトにより内容は異なるため、詳細は各商品ページをご確認ください。

 

【選べる】ヘッドスパチケット https://anny.gift/products/3357/

【選べる】レストランチケット -Pearl- https://anny.gift/products/4227/

【選べる】日帰り温泉ペアチケット https://anny.gift/products/4451/

【選べる】体験ギフトチケット -with Dog- https://anny.gift/products/6641/

<調査概要>

実施時期:2024年6月18日〜20日

実施内容:インターネット上のパネエルによる助成

調査主体:インターネット上のパネルによる助成想起率調査

https://giftmall.co.jp/souken/

回答人数:全国15歳〜59歳の男女2,250名(年齢性別均等割り付け/2024年7月からの1年間にギフト購入経験がある人)

※小数点以下の切り上げ、切り下げにより合計100%にならないことがございます。

※本調査結果をご利用いただく際は、【オンラインギフト総研 調べ】とご明記ください。


■ギフトモール オンラインギフト総研について

ギフトモール オンラインギフト総研は、①新しいギフト文化の兆しの発信 ②今後のギフトのあり方の提起・提言 を主な活動内容として、オンラインギフトサービスを通じた 幸福度の高い世の中の実現に貢献するために2021年に発足。

自社グループの運営する国内最大級のオンラインギフトサービスにおけるサプライヤーとユーザーそれぞれのデータから把握できる消費トレンドや、定期的に行う独自調査の結果等を踏まえて、オンラインギフト業界の最新の情報の発信を行います。

 

-オンラインギフト総研  公式サイト:https://giftmall.co.jp/souken/

 

 

■株式会社 ギフトモールについて

 

「MAKE MORE SMILES ~世界により多くのスマイルを。」をPurpose(存在意義)に、「The World of Giftization ~テクノロジー・データの力で世界のすべてをギフトで満たす」をVision(実現したい世界・未来)に掲げ、新たなギフト体験創造に取り組む2014年創業のテクノロジー企業。日本とシンガポールを拠点に、日本・インド・インドネシア等グローバルなギフト・プレゼント市場に向けてテクノロジープラットフォーム事業を推進中。約67万点以上のソーシャルギフト商品、8万点以上のパーソナライズギフト商品を扱う「Giftmall(ギフトモール)」および専属バイヤーによる厳選ギフトを集めた「Anny(アニー)」等を運営。グループの月間訪問ユーザー数は約3,600万人、グループ全体の年間流通額は約200億円を突破し、ギフト特化型のオンラインプラットフォームとして国内最大級の規模を誇る。

– Giftmall(ギフトモール)公式サイト:https://giftmall.co.jp/

– Anny(アニー)公式サイト:https://anny.gift/

– Annyお祝い体験(アニーおいわいたいけん)公式サイト:https://oiwai.anny.gift/

-参照元-

・シャディ株式会社:Shaddy カタログギフト

 https://shaddy.jp/ayl/

・株式会社ジェーシービー:JCBの歴史

https://www.saiyo.jcb.co.jp/introduction/history/

・株式会社ギフティ:会社概要 沿革

https://giftee.co.jp/about/

・ソウ・エクスペリエンス株式会社:代表メッセージ

https://recruit.sowxp.co.jp/message

・リンベル株式会社:リンベル お役立ちギフトメディア

https://www.ringbell.co.jp/media/gift/11612/

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