ギフトモール オンラインギフト総研 <コロナ禍前後のクリスマスギフトトレンドを比較>外出向けギフトカテゴリがランクUP。平均単価はやや上昇傾向
オンラインギフトサービスを通じた幸福度の高い世の中の実現を目指す「ギフトモール オンラインギフト総研」は、ギフト利用の実態を探るため、グループで運営するギフト関連のプラットフォームの来訪者の検索、購入データをもとにギフトのトレンド動向を分析したレポートを発表しております。
当社グループが運営するギフト関連のプラットフォームでは、月間約3,600万人の生活者の方に、ギフトの情報の検索、購入のためにご利用いただいております。これらのデータをもとに、直近の売れ筋商品や単価の動向を分析し、広く世の中に発信することで、消費者の方々のギフト選びや、ギフトを販売されている事業者の皆様の参考にしていただくことを目的に、ギフトのリアルタイムな動向分析をお伝えします。
今回は2023年12月のクリスマスに向けて、現時点での売れ筋商品の動向について、1年前の2022年同時期と比較して特徴的なものについてお知らせします。3年続いたコロナ禍中・後の消費動向を比較するデータとなっています。クリスマスギフトをこれから選ぼうとされている方や、クリスマスギフトを販売されている事業者の皆様に参考にしていただければと考えています。
■調査サマリー
今回の調査では、Z世代(本レポートでは15~24歳を「Z世代」と定義)とそれ以外の世代のギフトに関する検索、購買、贈り方などの各行動について比較分析を行いました。その結果、Z世代と他世代と比較し、以下3点の特徴が明らかになりました。
- 「マフラー」「スマートウォッチ」「コスメ・化粧品」がランクアップ。コロナ禍自粛明けによる外出向けカテゴリが上昇か。
- 全体平均単価は2022年比較で上昇傾向にあり、物価上昇にリンクした買い控えや単価下落には繋がっていないか。
ギフトモール オンラインギフト総研 所長 小川 安英
1998 年リクルート(現リクルート HD)入社。人材、旅行、金融にまたがる幅広い領域に従事したのち、 ギフト領域におけるイノベーションを目指し、2020 年 7 月ギフトモールに参画。10 兆円の規模を持つギフト市場の中でも特にオンラインギフトの可能性に着目し、利用率の推移や市場動向を分析。次世代ギフトの形を精力的に探求。
■データから見る2023年のクリスマスギフト、注目トレンド
※実際にオンラインで購入された商品のカテゴリ
※2022年11月1日~11月30日と2023年10月28日~11月28日を比較分析
2023年クリスマスギフト 注目トレンド①
「マフラー」「スマートウォッチ」「コスメ・化粧品」がランクアップ。コロナ禍自粛明けによる外出向けカテゴリが上昇か。
クリスマスギフトとして購入されている商品の全カテゴリを、当社が独自に設定した965種類に分類し、その構成割合を2022年と比較した結果、上位4カテゴリにランキング変動は無いものの、マフラー・スマートウォッチが共に2ランクアップ、車のおもちゃが5ランクアップしTOP10入りを果たしました。TOP10以降でもコスメ・化粧品・カメラといった「外出向けギフト」が全体的にランクアップをしており、2023年のクリスマスギフトはコロナ明けを踏まえて、これまでの「外出控え」が終了し、外にお出かけするようになった今年の生活スタイルを反映したものとなっていると考えられます。また、クリスマスプレゼントの定番である「おもちゃ」は、昨年に引き続き知育玩具が上位を占めており、各社とも多様な品揃えを展開しています。
2023年クリスマスギフト 注目トレンド②
- 全体平均単価は2022年比較で上昇傾向か。
- 物価上昇にリンクして平均単価が上昇している可能性。
- 大切な人へのギフトの需要は物価上昇局面でも底堅い。
購入価格帯は「2,001〜4,000円」が26.7%と最も多く、2022年と変わらずメインの価格帯となりました。また平均単価は2022年は6,393円、2023年は6,521円となり、この1年で129円増加した結果となりました。
2,000円以下の比較的手ごろな価格帯の購入が増加した一方で、20,001円以上の価格帯も同時に増加しました。物価高の影響で生活必需品の価格が上がっている中、ギフトに対する需要は下がることなく、むしろ平均単価はわずかですが上昇傾向にあります。大切な人へのクリスマスプレゼントの需要は、生活必需品とは異なり底堅いと言えそうです。
■人気のクリスマスギフトをご紹介
商品カテゴリの中で人気ランキング上位となっている「おもちゃ」「マフラー」などの中で、Giftmall(ギフトモール)にて2023年注目されているギフトをご紹介いたします。
1.名入れができるアニマルビーズバス
販売URL:https://giftmall.co.jp/gift6bHM4i/
価格:4,400円(税込)
2.名入れができる木の楽器おもちゃ
販売URL:https://giftmall.co.jp/giftzS8br2/
価格:6,600円(税込)
3.名入れができる森のあそび箱
販売URL:https://giftmall.co.jp/giftJoj2aE/
価格:16,500円(税込)
4.カシミヤ 100%大判ストール
販売URL:https://giftmall.co.jp/giftVOD51z/
価格:13,700円(税込)
5.名入れ Kailijumei フラワーティントリップ
販売URL:https://giftmall.co.jp/giftn8RaSP/
価格:3,000円(税込)
<トレンドレポートの分析内容>
・分析内容:2022年同時期との検索カテゴリおよび購入価格比較
当社グループで運営するギフトプラットフォームサービス上で「クリスマス」に関連する検索を行った生活者の方が、実際にオンラインで購入した商品のカテゴリを比較分析。2022年と今年の実際の購入商品カテゴリごとの購入件数および購入価格を対象に分析を行いました。
・カテゴリ数:当社が独自に設定した965種類
・比較分析の対象期間:2022年11月1日~11月30日および今年2023年10月28日~11月28日
※小数点以下の切り上げ、切り下げにより合計100%にならないことがございます。
※本調査結果をご利用いただく際は、【ギフトモール オンラインギフト総研 調べ】とご明記ください。
■ギフトモール オンラインギフト総研について
ギフトモール オンラインギフト総研は、①新しいギフト文化の兆しの発信 ②今後のギフトのあり方の提起・提言 を主な活動内容として、オンラインギフトサービスを通じた 幸福度の高い世の中の実現に貢献するために2021年に発足。
自社グループの運営する国内最大級のオンラインギフトサービスにおけるサプライヤーとユーザーそれぞれのデータから把握できる消費トレンドや、定期的に行う独自調査の結果等を踏まえて、オンラインギフト業界の最新の情報の発信を行います。
-ギフトモール オンラインギフト総研 公式サイト:https://giftmall.co.jp/souken/
■株式会社 ギフトモールについて
「MAKE MORE SMILES ~世界により多くのスマイルを。」をPurpose(存在意義)に、「The World of Giftization ~テクノロジー・データの力で世界のすべてをギフトで満たす」をVision(実現したい世界・未来)に掲げ、新たなギフト体験創造に取り組む2014年創業のテクノロジー企業。日本とシンガポールを拠点に、日本・インド・インドネシア等グローバルなギフト・プレゼント市場に向けてテクノロジープラットフォーム事業を推進中。約67万点以上のソーシャルギフト商品、8万点以上のパーソナライズギフト商品を扱う「Giftmall(ギフトモール)」および専属バイヤーによる厳選ギフトを集めた「Anny(アニー)」等を運営。グループの月間訪問ユーザー数は約3,600万人、2022年1月〜12月のグループ全体の年間流通額は180億円を突破し、ギフト特化型のオンラインプラットフォームとして国内最大級の規模を誇る。
– Giftmall(ギフトモール)公式サイト:https://giftmall.co.jp/
– Anny(アニー)公式サイト:https://anny.gift/
– Annyお祝い体験(アニーおいわいたいけん)公式サイト:https://oiwai.anny.gift/