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ギフトモール オンラインギフト総研<2023年バレンタインギフトのトレンド動向を発表>「脱・義理チョコ」加速、下着・ネクタイ等の“身に付ける雑貨”が人気。「ソーシャルギフトで贈りたい」35%が利用希望

オンラインギフトサービスを通じた幸福度の高い世の中の実現を目指す「ギフトモール オンラインギフト総研」は、ギフト利用の実態を探るため、グループで運営するギフト関連のプラットフォームの来訪者の検索、購入データをもとにギフトのトレンド動向を分析したレポートを発表しております。
当社グループが運営するギフト関連のプラットフォームでは、月間約3,600万人の生活者の方に、ギフトの情報の検索、購入のためにご利用いただいております。これらのデータをもとに、直近の売れ筋商品や単価の動向を分析し、広く世の中に発信することで、消費者の方々のギフト選びや、ギフトを販売されている事業者の皆様の参考にしていただくことを目的に、ギフトのリアルタイムな動向分析をお伝えします。

今回は2023年2月14日のバレンタインデーに向けて、現時点での売れ筋商品の動向について、昨年同時期と比較して特徴的なものについてお知らせします。バレンタインギフトをこれから選ぼうとされている方や、バレンタインギフトを販売されている事業者の皆様に参考にしていただければと考えています。

■調査サマリー

  • 1. 「脱・義理チョコ」加速か、多様化するバレンタインギフト。洋スイーツを押さえ、下着・ネクタイ等の“身に付ける雑貨”が首位に。
  • 2.  「1,000円以下」のギフト購入が昨年より約7%減少。「脱・義理チョコ」・「スイーツは店頭、雑貨はEC」が単価にも影響か。
  • 3. 広がるソーシャルギフトの支持、バレンタインでも約35%が利用希望。

ギフトモール オンラインギフト総研 所長 小川 安英

1998 年リクルート(現リクルート HD)入社。人材、旅行、金融にまたがる幅広い領域に従事したのち、 ギフト領域におけるイノベーションを目指し、2020 年 7 月ギフトモールに参画。10 兆円の規模を持つギフト市場の中でも特にオンラインギフトの可能性に着目し、利用率の推移や市場動向を分析。次世代ギフトの形を精力的に探求。

■データから見る2023年のバレンタインギフト、注目トレンド

※実際にオンラインで購入された商品のカテゴリ
※昨年2022年1月1日~31日と今年2023年1月1日~31日を比較分析

  • 2023年バレンタイン 注目トレンド①
  • 「脱・義理チョコ」加速か、多様化するバレンタインギフト。洋スイーツを押さえ、下着・ネクタイ等の“身に付ける雑貨”が首位に。

バレンタインギフトとして購入されている商品の全カテゴリを、洋スイーツ・和スイーツ・ドリンク/グルメ・雑貨に分類し、その構成割合を昨年と比較した結果、昨年47.1%だった洋スイーツに代わり、今年は雑貨が42.9%と半数に迫るシェアを占め首位となりました。

スイーツでは昨年に続き「チョコレート」が不動の人気商品ではあるものの、多様化している傾向にあります。今年急上昇したものでは、9位「もなか」(昨年19位)、30位「羊羹」(昨年88位)、52位「キャラメル」(昨年181位)がランクインしました。出社や人に会う機会の減少、社内コニュニケーションの変化などの理由から「脱・義理チョコ」の傾向が強まり、選ばれるカテゴリにも影響していると推測されます。

雑貨では「ボクサーパンツ」・「下着」が昨年に続き人気を集めており、今年急上昇したカテゴリを見ると14位「ネクタイ」(昨年54位)、16位「マフラー」(昨年44位)、16位「キーケース」(昨年88位)、20位「財布」(昨年54位)がランクインする結果になりました。今年は行動制限がないバレンタインであり、今後は外出をしやすい状況にあることから、コロナ禍ギフトの特徴でもあった「おうち時間」を充実させるようなアイテムが相対的に減少し、外出時に使えるような“身に付ける雑貨”が躍進する結果となったと考えられます。

  • 2023年バレンタイン 注目トレンド②
  • 「1,000円以下」のギフト購入が昨年より約7%減少。「脱・義理チョコ」・「スイーツは店頭、雑貨はEC」が単価にも影響か。

購入価格帯は「1,000-3,000円」が39.0%と最も多く、続いて「1,000円以下」が29.4%となったが、いずれも昨年よりも約7%減少している結果となりました。「1,000円以下」の割合が減少し3,000円以上の高単価が増えた理由として、以下3点が考えられます。

1.出社や人に会う機会の減少や社内コニュニケーションの変化などの理由から「脱・義理チョコ」の流れが加速したこと
2.パートナーや家族など大切な人にスイーツだけでなく下着やネクタイ等の「ちょっと良いもの」を贈りたいと考える人が増えたこと
3.外出する人が増えたことにより「スイーツは店頭、雑貨はECで購入」の流れが加速したこと

※スイーツは店頭で直接商品を見て検討し、気に入ったものがあれば自分用に購入することも含めた購入行動が考えられる一方、雑貨は複数のサイトを見た上で多くの商品から比較検討を行ったうえで購入する傾向が強そうです。

  • 2023年バレンタイン 注目トレンド③
  • 広がるソーシャルギフトの支持、バレンタインでも約35%が利用希望。

ソーシャルギフトを利用してギフトを贈りたいシーンを聞いたところ(※)、「誕生日」が67.5%と最も高く、「バレンタイン」は34.7%という結果となりました。ソーシャルギフトは20-30代を中心に支持されており、気軽なシーンに身近な関係性の相手へのギフトに最適なツールとして利用されています。バレンタインギフトのシーンについても、異性だけでなく友人や家族など贈る相手や贈るシーンが多様化してきていることにより、ソーシャルギフトの利用意向が高まってきています。

※:調査概要

実施時期:2022年12月25日~27日
実施内容:インターネット上のパネルによるソーシャルギフトの利用意向調査
(質問内容:「ソーシャルギフトを利用して、下記のそれぞれのシーンでは、誰にギフト・プレゼントを贈りたいですか。あてはまるものを全てお答えください。」)
調査主体:株式会社ギフトモール ギフトモール オンラインギフト総研 https://giftmall.co.jp/souken/
回答人数:全国20歳~59歳の男女2,400名(年齢性別均等割り付け/2022年1月からの1年間にギフト購入経験がある人)
「バレンタイン」に関しては回答対象を女性のみ1,200名、「ホワイトデー」に関しては男性のみ1,200名にして算出しています。

<トレンドレポートの分析内容>

・分析内容:昨年同時期との検索カテゴリおよび購入価格比較
当社グループで運営するギフトプラットフォームサービス上で「バレンタイン」に関連する検索を行った生活者の方が、実際にオンラインで購入した商品のカテゴリを比較分析。昨年と今年の実際の購入商品カテゴリごとの購入件数および購入価格を対象に分析を行いました。
・カテゴリ数:当社が独自に設定した277種類
・比較分析の対象期間:2022年1月1日~31日および2023年1月1日~31日
※小数点以下の切り上げ、切り下げにより合計100%にならないことがございます。
※本調査結果をご利用いただく際は、【ギフトモール オンラインギフト総研 調べ】とご明記ください。

■ギフトモール オンラインギフト総研について

ギフトモール オンラインギフト総研は、①新しいギフト文化の兆しの発信 ②今後のギフトのあり方の提起・提言 を主な活動内容として、オンラインギフトサービスを通じた 幸福度の高い世の中の実現に貢献するために2021年に発足。
自社グループの運営する国内最大級のオンラインギフトサービスにおけるサプライヤーとユーザーそれぞれのデータから把握できる消費トレンドや、定期的に行う独自調査の結果等を踏まえて、オンラインギフト業界の最新の情報の発信を行います。

-ギフトモール オンラインギフト総研  公式サイト:https://giftmall.co.jp/souken/

■株式会社 ギフトモールについて

「MAKE MORE SMILES ~世界により多くのスマイルを。」をPurpose(存在意義)に、「The World of Giftization ~テクノロジー・データの力で世界のすべてをギフトで満たす」をVision(実現したい世界・未来)に掲げ、新たなギフト体験創造に取り組む2014年創業のテクノロジー企業。日本とシンガポールを拠点に、日本・インド・インドネシア等グローバルなギフト・プレゼント市場に向けてテクノロジープラットフォーム事業を推進中。約50万点以上のソーシャルギフト商品を扱う「Giftmall(ギフトモール)」および専属バイヤーによる厳選ギフトを集めた「Anny(アニー)」等を運営。現在、グループの月間訪問ユーザー数は3,600万人を超え、国内最大級の規模を誇る。

– Giftmall(ギフトモール)公式サイト:https://giftmall.co.jp/
– Anny(アニー)公式サイト:https://anny.gift/
– Annyお祝い体験(アニーおいわいたいけん)公式サイト:https://oiwai.anny.gift/

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