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ギフトモール オンラインギフト総研<全国の男女2,400名にギフト利用実態を調査>初めて総合ECサイトが百貨店を上回りギフト購入場所の首位に。ギフト特化型ECサイトの購入経験は4人に1人以上で増加傾向

オンラインギフトサービスを通じた幸福度の高い世の中の実現を目指す「ギフトモール オンラインギフト総研」は、ギフト利用の実態を探るため、2021年6月から1年間のギフト購入実態(オンライン、リアル店舗含む)について、全国20代~50代の男女、合計2,400人を対象に調査を行いました。年齢別の分析や過去調査との比較を通じて、ギフト利用に関する生活者の新たな実態が明らかになりました。以下、ご報告いたします。

■調査サマリー

  • 1.購入場所は「総合ECサイト」が増加傾向に。「ギフト特化型のECサイト」は4人1人が購入経験あり
  • 2.ECサイトの利用が増加するも、ギフトの渡し方は対面の「手渡し」が主流
  • 3.年間のギフト購入回数は平均5.25回、世代別では30代前半、30代後半、50代前半が購入回数のTOP3
  • 4.ギフトを贈った相手は、両親や子供、配偶者など「身近で大切な相手」がメイン
  • 5.利用経験者&利用意向者の合計は半数超え、20代を中心に利用拡大の可能性があるソーシャルギフト

■分析・解説

【全体傾向】

  • 今回の調査でギフト購入場所の1位は「デパートや百貨店の店頭」から「総合ECサイト」に変わりました。また、「ギフト特化型のECサイト」も26.5%と購入経験があると回答しており、今後はECサイト全体の成長と共に「ギフト特化型のECサイト」の利用が増加することが予想されます。

【利用実態】

  • 購入場所として最も多かったのは「総合ECサイト」。購入場所としてECサイトの利用が増加傾向ではありますが、渡し方は「手渡し」が71.8%という結果になり、ギフトを渡すときは相手に直接会って渡すことを重視していると考えられます。
  • 年間のギフト購入回数は平均5.25回。ギフト購入回数が多いのは、ライフイベントが多い30代と50代前半。ギフトの購入回数が限られている中で、両親や子供、配偶者等「身近で大切な相手」との関係性を深めるための手段としてギフトを贈っている実態が明らかになりました。
  • ソーシャルギフトの利用者と利用意向者の合計は50.7%と半数を超え、需要が高いことがわかりました。年齢が若いほど利用意向が高い傾向にあり、​​ソーシャルギフトは今後若年層から利用が広がっていくことが予想されます。

今後もギフトモール オンラインギフト総研では、オンラインのギフト業界全体の実態を把握する調査・研究を行いながら、生活者とサプライヤーの皆さまに役立つ情報を発信してまいります。

ギフトモール オンラインギフト総研 所長 小川 安英

1998 年リクルート(現リクルート HD)入社。人材、旅行、金融にまたがる幅広い領域に従事したのち、 ギフト領域におけるイノベーションを目指し、2020 年 7 月ギフトモールに参画。10 兆円の規模を持つギフト市場の中でも特にオンラインギフトの可能性に着目し、利用率の推移や市場動向を分析。次世代ギフトの形を精力的に探求。

■調査結果

  • 1.購入場所は「総​合ECサイト」が増加傾向に。「ギフト特化型のECサイト」は4人1人が購入経験あり

購入場所をみると、「総合ECサイト」が49.4%と最も多く、2021年の調査開始以来初めて「デパートや百貨店の店頭」(46.0%)を上回り、代表的な購入場所となりました。続いて「専門店の店頭」(28.6%)、「ショッピングセンター・ショッピングモールの店頭」(26.6%)、「ギフト特化型のECサイト」(26.5%)が選ばれており、上位5つの購入場所でが全体の約9割を満たしていると言えます。中でも「ギフト特化型のECサイト」は新規サービスでありながら、4人に1人が購入場所として選択するようになっており、以前から親しまれている「専門店」や「ショッピングモール」の店頭に迫る勢いに成長しています。

ECサイト「総合ECサイト」、「ギフト特化型のECサイト」に焦点を当て、2021年8月〜2022年6月の推移をみます。(今回を含め、弊社の調査過去3回分を比較)
「総合ECサイト」は2021年8月46.6%に比べ今回は49.4%と増加しており、この1年足らずで「デパートや百貨店の店頭」を上回り、最も多いギフト購入場所になりました。(「デパートや百貨店の店頭」:2021年8月53.5%、2022年2月51.4%、2022年6月46.0%)また「ギフト特化型のECサイト」も2021年8月25.8%に比べ今回は26.5%と増加しており、選択肢の1つとして着実に選ばれ始めていることがわかります。
今後は「総合ECサイト」を利用する人が増え、ECサイトの利便性や信頼性が認知されることで、ギフトに最適化された「ギフト特化型のECサイト」の利用がさらに増加する可能性があるとも言えそうです。

  • 2.ECサイトの利用が増加するも、渡し方は対面の「手渡し」が主流

ギフトの渡し方は「百貨店・専門店などの店頭で買ったものを手渡しで贈った」が41.2%、「ネット(総合ECサイト、ギフト特化型のECサイト)で買ったものを手渡しで贈った」が30.6%となり、「手渡し」は合計71.8%で強く支持されている結果となりました。
購入場所としてネット(ECサイト)が増加傾向ではありますが、ギフトを渡すときは一度自分の手元に届いたものを、相手に直接会って渡すケースが多い結果となっています。

  • 3.年間のギフト購入回数は平均5.25回、世代別では30代前半、30代後半、50代前半が購入回数のTOP3

年間のギフト購入回数は全世代の平均で5.25回、総額は平均38,246円という結果となり、平均単価は7,283円ということがわかりました。
ギフト購入回数を年齢別に見ると、50-54歳が最も多く6.0回。続いて35-39歳で5.9回、30-34歳で5.6回となり、可処分所得が高く、また友人や知り合いの結婚や出産・引っ越し等のライフイベントなどギフトを購入する機会が多い世代の購入回数が多くなりました。
 

  • 4.ギフトを贈った相手は両親や子供、配偶者など「身近で大切な相手」がメイン

この1年でギフトを贈った相手は「母親/父親」が65.4%、「自分の子供」が62.6%(子供有りの方のみ回答)と他選択肢に比べ約20ポイント以上も高い結果になりました。続いて「同性の友人」が43.5%、「配偶者・パートナー」が39.1%、「自分」が33.5%となり、総じて家族や友人など、身近な関係性の方に贈っていることがわかりました。

 

  • 5.利用経験者&利用意向者の合計は半数超え、20代を中心に利用拡大の可能性があるソーシャルギフト

「ソーシャルギフト」とは住所を知らない相手にも、SNS等で受け取り用のURLを送るだけでギフトを贈ることができるサービスのことです。

「既に利用したことがある」と回答したソーシャルギフト利用経験者は8.7%に留まっていますが、「いずれ利用したいと思う」と回答をした利用意向者は42.0%(「そのようなサービスを知っている。いずれ利用したいと思う」15.3%、「そのようなサービスを知らない。いずれ利用したいと思う」26.6% の合計値)に上り、利用経験者と利用意向者を合わせると計50.7%と半数を超え、ソーシャルギフトの潜在的な需要が高い結果となりました。

20代〜50代の世代別に見ると、20代は利用経験者が14.2%、利用意向者は49.2%(「そのようなサービスを知っている。いずれ利用したいと思う」20.7%、「そのようなサービスを知らない。いずれ利用したいと思う」28.5%)となり、合計は63.3%と各世代の中で最も高い結果となりました。また利用経験者・利用意向者の合計値は、年代が30代(54.0%)、40代(43.8%)と、年齢が若いほど利用意向が高い傾向にあり、​​ソーシャルギフトは今後若年層から利用が広がっていくことが予想されます。

<調査概要>
調査目的:インターネット上でのギフト購入に関する最新の利用実態の把握
調査名:ギフト購入関する調査
実施時期:2022年6月24日~28日 実施
実施時期:インターネット調査
調査主体:オンラインギフト総研
回答人数:全国20歳~59歳の男女2,400名(年齢性別均等割り付け/2021年6月からの1年間にギフト購入経験がある人)
※小数点以下の切り上げ、切り下げにより合計100%にならないことがございます。
※本調査結果をご利用いただく際は、【オンラインギフト総研 調べ】とご明記ください。

■ギフトモール オンラインギフト総研について

ギフトモール オンラインギフト総研は、①新しいギフト文化の兆しの発信 ②今後のギフトのあり方の提起・提言 を主な活動内容として、オンラインギフトサービスを通じた 幸福度の高い世の中の実現に貢献するために2021年に発足。
自社グループの運営する国内最大級のオンラインギフトサービスにおけるサプライヤーとユーザーそれぞれのデータから把握できる消費トレンドや、定期的に行う独自調査の結果等を踏まえて、オンラインギフト業界の最新の情報の発信を行います。

-オンラインギフト総研  公式サイト:https://giftmall.co.jp/souken/

■株式会社 ギフトモールについて

「MAKE MORE SMILES ~世界により多くのスマイルを。」をPurpose(存在意義)に、「The World of Giftization ~テクノロジー・データの力で世界のすべてをギフトで満たす」をVision(実現したい世界・未来)に掲げ、新たなギフト体験創造に取り組む2014年創業のテクノロジー企業。日本とシンガポールを拠点に、日本・インド・インドネシア等グローバルなギフト・プレゼント市場に向けてテクノロジープラットフォーム事業を推進中。約50万点以上のソーシャルギフト商品を扱う「Giftmall(ギフトモール)」および専属バイヤーによる厳選ギフトを集めた「Anny(アニー)」等を運営。現在、グループの月間訪問ユーザー数は3,600万人を超え、国内最大級の規模を誇る。

– Giftmall(ギフトモール)公式サイト:https://giftmall.co.jp/
– Anny(アニー)公式サイト:https://anny.gift/

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